夜明ケ前。外ハマダ暗イ。思イハ未来ヘト焦ル。思イ出ハ過去ヲ膨ラマス。ダケド。ココニハ今シカナイ。今シカナイ。
LEGEND♪-part2-
2007-05-24 Thu 18:23
フジテレビ・笠井信輔アナに、

「斉藤は、類稀なるアナウンサー。よく生きているお前は。よく死なずにここまで来た。お前さんがこの世知辛い世の中をどこまで生き抜いていけるか、みんな見てるからね。しぶとく頑張っている。」(アナマガ・動画リレートーク『本気でしゃべっていい!?』より)

そして、爆笑問題の田中裕二さんに

「斉藤アナは、アナウンス界のビッグバン。」(『あっぱれ!!さんま大教授』より)

と言わしめたフジテレビ・斉藤舞子アナウンサー。

一切の既成概念に囚われず、純粋な瞳で世界を見つめ、数々の常識を打ち破ってきた。そして、世の中に新しいものの見方や捉え方を示し、"笑い"という形でインパクトを与え続けている。

1月11日の記事でお届けした斉藤アナ伝説、第1弾、

LEGEND♪

に引き続き、再び斉藤アナの逸話が発信されたので今回、第2弾をお送り致します。(もしかしたらご存知の方も多いかもしれません。その点はご了承下さい。)




〜『豚肉』〜

タモリさんと斉藤アナのやり取りの中で生まれた話。

イメージなども良くなく昔から豚肉が大嫌いだった斉藤アナ。

それを斉藤アナがタモリさんに話すと、


タモリさん:「じゃあ、斉藤、好きな食べ物を上から4つ挙げてみて。」



斉藤アナ:「チャーシュー・・・角煮・・・ハム・・・トンカツが好きです。」


       ・・・・・・・


斉藤アナの好きなものは、見事にすべて豚肉だった。。。


斉藤アナ:「えーー!!これ豚なんですか!?」

タモリさん:「今まで何だと思って食べてたの?」

斉藤アナ:「鶏肉だと思っていました。」

タモリさん:「じゃあ、トンカツの"トン"ってどっから来たの?」

斉藤アナ:「トンって音じゃないんですか!?」

タモリさん:「"豚"って音読みすると"トン"って読めるんだよ。」

斉藤アナ:「はぁ〜〜〜。」

これは今年のお正月に起きた奇跡の出来事。




〜『そうじき』〜

今年に入ってから掃除機をインターネットで購入した斉藤アナ。

そして、ずっと家でその掃除機をかけていた。

新しくきた掃除機は、物凄い静かで無音。

更にその掃除機の優れている点が、電池など一切入れなくていいということ。

「あ、これずいぶん大人しいなぁ〜。最近の掃除機は凄いわぁ。それに軽いし、いいわぁ〜これ。」と感激しながら使用していたという。

説明書は海外の製品だから全部英語。分からないので読まずにそのまま放置していた。



時は流れ、ある日のこと。番組の収録にて、斉藤アナの使っている掃除機と同タイプの掃除機が取り上げられた。

その時、斉藤アナは、それが自分の掃除機とちょっと違うことに気付く。

番組で出てきた掃除機は、吸引口のあるヘッドを含む柄の部分と、ホースによって繋がった本体によって構成されている。

しかし、斉藤アナが家に持っていたのは・・・







その掃除機の柄の部分のみ。。


柄の部分と本体は別売りで、本来それをセットで買わなければならなかったのに、斉藤アナは、柄の方しか購入していなかった。
4月からの2ヶ月間、斉藤アナは、ごみを吸うはずもない掃除機の柄の部分だけを持って部屋の中を意味も無くうろうろしていたという事実が判明。(笑)

フローリングで絨毯を敷いている斉藤アナの部屋。

その2ヶ月の間、当然の如く次第に大きい埃は目につくようになる。

「大きい埃は吸い取らないんだなぁ・・・。」と吸引力に不満を抱きつつ、それを手で拾っていたという。

なぜ長い間気付かなかったか、一つの要因として、斉藤アナ曰く、

「ちゃんとスイッチがあるんですよ。」

柄の部分についているスイッチは、きちんと”ON”にして、それで斉藤アナはちゃんと掃除機が稼動していると思い込んでしまっていた。

でも、「吸い取ったごみは、どこにいってんだろう?まったく溜まんないし・・・。」という疑問はずっと払拭できなかったらしい。

斉藤アナは、疑問に思っても、それをそのまま放置して継続してしまう癖があるという。それが仇となったということか。(^^)

ゴミ箱にごみを少しでも入れたらゴミ捨て場に持っていくほどごみが大嫌いな斉藤アナ。そんな斉藤アナが、埃の中で2ヶ月間生活していたという事実と、2ヶ月間初歩的な間違いに気付けなかった事実を同時に知った時のショックはかなりのものだったとか。

ちなみに、斉藤アナは現在も本体を手に入れてない。




これは、斉藤舞子アナ自身によって「フジアナスタジオまる生2007」で語られた。
"舞子斉藤のすべらない話"は「人志松本のすべらない話」と互角に渡り合える話の完成度を持つ。面白い話をするのが斉藤舞子アナウンサーはとっても上手いと思う。それをきちんとこの記事で伝えられたかは、甚だ疑問です。すみません。


フジテレビホームページにある「アナウンスマガジン」が今年の5月1日からリニューアル。準備に半年以上かけ「アナマガ+plus」として新サービスがスタートした。

この中で現在、高島彩アナをはじめ7名のアナウンサーがブログを開設している。

かねてからブログに強い関心を示し、是非ブログをやりたいと切望していた斉藤アナ。「アナマガ+plus」のブログ開設者の中に自分の名前が入っていないことに少し納得のいかない様子。7名それぞれキャラクターがあり、是非バライティー枠として自分を入れて欲しかったという。

ブログをやりたいアナウンサーは沢山いるが、「アナマガ+plus」は、アナウンサー自身の手によって運営管理されていて、まだまだ技術的に未熟なため、まずは、7名からスタート。今後落ち着いていけば、順次ブログの数も増やしていく予定になっているとのこと。斉藤アナのブログが誕生する日も近い!?

斉藤アナの中では、すでにブログのタイトルも決まっていて、

『舞(マイ)メモリアル』

斉藤アナは、タイピングが遅すぎてタイピング練習ソフトに「あなたは足の指で打っているのですか?」と言われたほどだったが、ブログを一日に何回も更新できるように、すでにタイピングの特訓済みで、ブログに対して意欲満々。

僕も斉藤舞子アナに是非ブログをやってほしいと思っていたので、かなり楽しみ。彼女のブログは読んでいると元気を貰えるものになるに違いない。

最後に斉藤アナからのクイズ。

「川ってどっちからどっちに流れているでしょう?」




斉藤アナ:「答えは、上流から下流。」

社会人1年目まで、斉藤アナは「川は、右から左に流れている。」と思っていたらしい。

フジテレビ・『アナマガ+plus』

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『最終映像-Final Cut-』
2007-05-20 Sun 17:46
finalcut5月19日に井筒和幸監督の「パッチギ! LOVE & PEACE」が公開され(18日金曜日に放送された金曜ロードショー「パッチギ!」の視聴率によって世間での注目度が分かるかも。追記:10.7%)、6月の上旬には松本人志監督と北野武監督の新作も控えていて日本映画界が賑やかですね。ここ数年言われている邦画バブルは今年も無事に続いている様子。

テレビ朝日・映画センタープロデューサー・八木征志氏が、以下のサイト『最終映像-Final Cut-』にて"日本映画の現状に至るこれまでの流れ"を「#033 映画とテレビの関係〜映画とテレビの境界線とは?〜」の回で鋭く読み解いて語っておられます。

この回(#033)は、5月22日までストリーミング配信され、それ以降1週間はテキストで掲載されます。

【聴いてちょっと思ったこと】
この中で、作られる映画の数やスクリーン数は増えているのに観客動員数はなぜ横這いなのかについて少し触れられています。個人的には、日本の映画の料金1800円という設定金額が高いのがその一因ではないかと思っています。なぜもう少し値段を下げられないのか不思議で仕方ありません。やっぱり複雑な事情があるのかな。薄利多売とはいかなくてもあと500円安く"1300円"にすれば随分印象が変わり、もっと映画館が身近なものになって、動員数と売り上げのバランスが上手く取れるような気がします。
外国の映画料金ってどのぐらい?

『最終映像-Final Cut-』(毎週水曜日更新)

このサイトはラジオ番組から派生していて、スーパーバイザー・岩井俊二監修の元、毎回映画業界に携わる人を迎え、現在の映画業界の舞台裏、取り巻く状況、これからの展望などを語ってもらうゲストコーナーと、1話を10回前後に分けた1回約15分程度のラジオドラマの2本立てで構成されています。
ラジオドラマは、今後どうなっていくかちょっとよく分からないのですが、これまでは基本的に岩井俊二監督が、シナリオを広く募集し目に留まった将来性のある無名の作家の作品をラジオドラマとして共同で仕上げていくというシステムを採っていました。(次代を担う作家を育てるという意図もあったように記憶しています。)このラジオドラマは、「SEEDS OF MOVIES」と呼ばれていて、ここから生まれたのが昨年公開された「虹の女神」(主演:市原隼人・上野樹里)です。

現在、新作の製作はお休みしていて、これまでに放送された「SEEDS OF MOVIES」の全16作品の第1話だけを毎週、放送順に配信しています。

岩井俊二公式ページ『円都通信』
(岩井俊二による)play works report
「虹の女神」公式サイト

ラジオドラマといえば、NHK-FMで土曜日夜10時から放送されている「FMシアター」(公式サイト)を時々聴いていますが、最近ラジオドラマ番組は、少なくなってきたように感じます。しかし、シナリオがしっかりしていればテレビドラマに全く引けを取らない面白さがありますよね。自由自在に創造力を膨らませ10人いれば10通りの世界が作り上げられ、豊かな映像として見えてきます。
音声だけのメディアなので誤魔化しが効かず、シナリオそのものの力が試されるため、ここで成功したものは映画に持っていっても上手くいくのかもしれません。
そういう点で、岩井俊二監督の「最終映像-FINAL CUT-」(SEEDS OF MOVIES)での試みは、地道な活動ではあるけれど大きな意義を持つもので、とても興味深いと思います。

「SEEDS OF MOVIES」にて早く新作が聴きたいと思う今日この頃です。

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『カンヌ国際映画祭』と『大日本人』
2007-05-19 Sat 17:43
festival_de_cannes_fond5月16日に第60回カンヌ国際映画祭が開幕し(27日閉幕)、ちらほらそれに関する情報も伝わってきています。

日本人関連では、

コンペティション部門にノミネートされた河瀬直美監督の『殯(もがり)の森』。(現地時間26日上映)
「殯(もがり)の森」河瀬直美監督インタビューby島津有理子

5大陸25カ国から集められた著名な映画監督35人が「劇場」テーマにそれぞれ3分間の撮り下ろし短編映画を製作するという記念企画「To Each His Own Cinema」に招待された北野武監督。
「DVDやビデオによる観賞スタイルが一般化した中、あらためて『劇場で映画を見ることのだいご味や意義』を映像で表現してほしい」というのがこの企画の趣旨。(現地時間20日上映)
"オイラも特別企画の「世界の著名な映画監督」に選ばれたから、短編映画持っていくぜ。 出来?まぁまぁいいんじゃないかな。テーマは「劇場」なんだけど、自分で前に撮った映画が、ちょうどピッタリあったから、よかったね。"(北野監督談)

映画祭と並行して本部事務局とは別の組織によって運営される二つの人気部門、監督週間と批評家週間も存在する。

ここに名前を連ねるのが、

フランス映画協会がとりしきる"監督週間"にエントリーされた松本人志監督の『大日本人』。(現地時間19日をはじめ3回上映予定)

フランス批評家連盟によって運営される並行部門の中で最も歴史ある"批評家週間"に選出された吉田大八監督の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(原作:本谷有希子)。

その他、オープニング作品に人気シンガーのノラ・ジョーンズの映画初主演作品でウォン・カーウァイ監督初の英語作品『My Blueberry Nights』が選ばれるなど、個人的にはかなり気になる今年のカンヌ国際映画祭
映画祭の雰囲気がほんの少しでも掴めるサイトを巡っているとワクワクしてきます。

カンヌ・国際映画祭公式ページ
goo映画「第60回カンヌ・国際映画祭特集」
goo映画「カンヌのできごと(blog)」
wowow「第60回カンヌ・国際映画祭特集」
wowow「カンヌブログ・現地レポート」
cinemacafe.net「カンヌ映画祭レポート」

オープニング作品「My Blueberry Nights」試写レビュー

いち早く届いた「My Blueberry Nights(マイ・ブルーベリー・ナイツ)」試写レビューでは、「ウォン・カーウァイが映し出すネオンいっぱいの映像は相変わらず濡れたように美しく、さながら『花様年華』のよう。ノラ・ジョーンズが意外に好演。カーウァイ・ファンには満足な出来かも。」とありました。
『花様年華』では、空想と現実の境目がぼやけたような浮遊感のある世界観と"空白"や"間"をふんだんに使った独特の時間の流れの中で、静かに訴え掛けてくる映像の力が印象的でした。後から心地よい余韻としてじわじわと味わいが伝わってきて好きになった映画。その作風を新作でも踏襲しているということなのかも。新作もレビューを見る限り、好きな映画の1つになる予感。(^^)

松本監督による初監督作品「大日本人」は、監督の方針で、ストーリーや設定がほどんど報道されていません。(どうやら試写会もしないらしいです。)全く全体像が掴めないベールに包まれた映画というのもここ最近では、なんだか神秘的で新鮮です。
普通、話題作は、公開前に大体の話の流れをテレビやインターネットで知ることが出来るため、僕の場合、そこである程度満足して、半年か1年後にあるレンタル開始や、テレビでの放映まで十分待つことが出来ます。
しかし、「大日本人」のように一切情報を制限されると、逆に気になって劇場に観に行きたくなるというのが人情というものでしょうか。
しかし、このスタイルを取れるのは、"松本人志"というネームバリューと初監督作品という話題性など好条件が揃ったからで、公開前に映画の内容の情報を流し過ぎだという批判がある昨今ですが、「大日本人」のような戦略を他の作品にも当てはめるのは、難しいのかもしれません。

松本監督が、映画を作ったと聞いて、まず頭に浮かんだのが10年くらい前に松本人志指揮の元に製作された中篇ビデオ作品「頭頭(とうず)」でした。これは、今回の「大日本人」と同じく脚本が、松本人志・高須光聖コンビによるもの。かなり記憶が曖昧なのですが、漁師が網を引き揚げるとその網に人の頭部(ざんばら髪)が大漁にかかっているという場面が思い浮かびます。(間違っていたらすみません。)かなり高等な笑いだったためか、シュールだったためか、前衛的だったためか、どこで笑ったらいいのか迷ってしまったという思い出があります。監督の意図を必死で探りながら見ていたような感じでした。

大日本人」もそれと似たような作品になるのかなぁと思っていたら、公式サイトの「監督からのメッセージ」の中で、"「頭頭」を撮っていた当時は、アーティスティックなことに徹していたが、現在は、「屁理屈こくのはもういい。面白くなかったらアカンやろ」というのが本音。"と語っています。
そして、松本監督は、"誰の影響も受けてないし、誰の作品ともカブってない。だから、上手くいけば凄くいいと言われるだろうし、失敗すれば、今まで観たことがないから分からないと言われるだろう。"と話します。しかし、「大日本人」は、「頭頭」よりもう少し分かりやすく万人に向けて作った作品になっているのではないだろうかと勝手に予想しています。

松本・人志『大・日本人』公式サイト
構成作家・高須光聖ブログ『御影blog』(カンヌからのレポートあり)

北野武監督は、松本人志監督が映画を撮ったことに対して、以下のように東スポにて語られていたようです。

松本も監督週間招待で出るんだろ。まあ松本にしろ太田にしろ、映画に手を出してほしかったけど、オイラが初映画「その男、凶暴につき」を撮ったときみたいに叩かれるかもしれない、でもほかで「才能ある」と言われた奴が撮るべきじゃねーかな。

だって日本の助監督上がりの監督って、自分のついた監督のメチャクチャさとか、わがままさばかり受け継いじゃってるんだよ。実力はないくせに。黒澤(明)さんみたいなめったにいないわけで、
あとはほとんどクズだからね。いかに日本の映画界が腐っているかさ。異種業種から出てきた方がいいんだよ。



これまでお笑いの世界で新しい道を切り開いてきた松本監督が、いかに映画業界に新風を吹き込んでくれるか、そしてどんな風にこれまでの常識を打ち破る作品に仕上げてきたのか非常に楽しみです。
大日本人」が日本をあっと驚かせるような力のある映画で、250万部を売り上げた松本人志著「遺書」のように多くの人に受け入れられたら、日本全体が盛り上がるだろうなぁと思います。

そうなれば、次回作へと繋がっていく原動力にもなるし、松本監督がかなりの自信作と語る「大日本人」、ヒットすることを願っています!!

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toto
2007-05-18 Fri 17:47
『toto一部で販売再開』の記事タイトルを見て、サッカーくじの件は知っているのに、便器などを作っている"TOTO"の製品に何か問題があって販売を一時中断していたのかなと一瞬混乱した人は僕以外にもいる・・・かな。

と思っていたら、実際にTOTOの製品の一部に不具合が見つかっているということらしいですね。報道されたようですが知りませんでした。

TOTOホームページ

TOTO、totoは、正念場。

ちなみに僕は、ドリームジャンボ宝くじ(販売期間:5月14日〜6月1日)を1枚買う予定。

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トップランナー・『本谷有希子』
2007-05-13 Sun 19:37
motoya本谷さんがトップ・ランナーに出演された回を書き起こしました。こちらからどうぞ。

劇作家、演出家、小説家と多方面で才能を発揮されている本谷有希子さんが、NHK・「トップランナー」に満を持して登場。
2年前に本谷さんの存在をラジオで知って以来、独特の雰囲気を持つ本谷さんの魅力に魅せられ、出来るだけ活動をチェックしてきた。といっても劇場には遠くて行けないので、演劇は、残念ながらBS-2で放送された「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」しか観たことがない・・・。

虚栄心、自意識の強さ、自己顕示欲、頑固さなどの人間の本来持っている弱みを本谷さんは、包み隠さず周りの人に見せる。それに対して、全く嫌味を感じず逆にユーモアや共感を覚え惹かれている自分がいる。

偽善的に取り繕ったり、社会に簡単に合わせたり出来ないで、自分の想いに嘘をつけず正直な人は、むやみに摩擦を生んだり、反感を買ったりして要領は悪いのかもしれない。
それは、人一倍必死でもがきながら闘い、真剣に生きる事を強いられる。しかし、そこで生まれた、悲しみ、苦悩、絶望が、人の心を動かす力へと昇華してゆく。

闘う姿が不器用なゆえに格好悪かったり、泥臭かったりすればするほど、その人に可愛らしさや可笑しさや純粋無垢なものを感じ、”美しく愛おしい”という感情に変化するという視点を本谷さんは提示してくれた。人間の不完全さに人間の持つ味や価値があると思えてくる。

本谷さんは、何処か欠陥を持った人を描いている方が面白いと仰っていた。本谷さんの創られる作品には本谷さん自身の生き様が投影されている気がする。
僕が、本谷さんの作品をチェックしたいと思うのは、その作品によって表現される人間・本谷有希子をもっともっと知りたいからかもしれない。そこから得られる新鮮な感覚は僕にとって有益で大きい。

そして、人間の影の面も受け入れてくれる人間肯定やそこから感じる温かさに人は付いていくのではないだろうか。

生きてるだけで、愛 生きてるだけで、愛
本谷 有希子 (2006/07/28)
新潮社

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【※第135回芥川賞ノミネート、第20回三島由紀夫賞ノミネート作品】

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『あいのり』
2007-05-12 Sat 17:59
僕は、「あいのり」を毎週見てます。友達に言うと「まだ見てるの?」と言われてしまいました。その時の僕のいい訳として、「僕は旅が好きで、あいのりでは世界各国の風景を見ながら一緒に旅をしている気分にもなれるし、その土地のプチ情報なども知れる番組だから見てるんだよ。」と言っておきました。でも、もちろんメンバーの恋の行方も気になります。

世間では、"あいのりなんてヤラセだろぅ"とか、"若いやつらが旅行しながら恋愛していい身分だな"とかいう人がいるかもしれません。

ヤラセに関しては、例えば、旅の途中にあるイベントや名所に関してある程度こんな風に視聴者に伝えたいと言う意向があり、それに沿うように製作者側の指示に従って出演者が動いたり、台詞を言ったりということはあると思います。でも、この番組の核である人間模様に関してヤラセがなければ何の問題もないというのが僕の考えです。
「さんまのスーパーからくりTV」でロケに出た小倉優子さんの面白いことを言う決め台詞が、ことごとく棒読みで、あからさまに放送作家が書いたものを言わされているだろうと感じ(あくまで僕の印象ですのでご了承下さい。)、それ以来、番組全体が胡散臭く感じ、大好きな番組だったのにあまり見なくなった、という経緯はあります。バライティーなんて、すべて演出がなされているのかもしれませんが、それが見えてしまったら突然目が覚めたようにシラケてしまいます。やっぱり出演者自身の創造力によって生み出された生の声によって成り立っていると信じたい、でないとドラマを観てるのと変わらないものになってしまう気がするのです。
あいのりに関しては、台詞っぽい言葉があったとしても、それほど悪意を感じたり、騙されたような気分にはなりませんでした。メインの部分が真実であると番組の節々で感じるからだと思います。

そしてあいのりで、毎回思うのが、旅に参加しているメンバー個人個人の人間としての成長ぶりが手に取るように見えるのが楽しく、あいのりに登場した当初どんなに最悪な印象を受けた人でも、元々その人が持っている良い部分は必ずあって、更に長い旅で磨かれ、最後には決まって魅力的な人間になっているなぁということです。
旅というのは、見知らぬ景色、人、文化に出会い、脳の色んな場所を刺激され、また自分を見つめ直す時間もたっぷりあって価値観も人生観も変わるものだと思いますが、そこに、あいのりでは、集団行動による人間関係、恋愛などが加わり、自分をさらけ出し、自分と向き合わなければならず、一人旅より格段に過酷な旅であろうと想像します。
それをカメラが撮っていて、人を好き、嫌いという感情や弱い部分など一番人には見られたくない内面まで全国放送されるという立場になるというのはどれ程の勇気がいるんだろうと時々考えたりします。
この番組に参加することほど、自分を変える大きなキッカケになる事はそんなに無い気がします。そこで、参加しようと決断できたメンバーの人は、変な計算や目の前の損得勘定なしに新しい世界に飛び込める純粋な人が多いのではないでしょうか。

今回あいのりホームページにあるラブワゴンを降り旅を終えたバンビの飾らない素直なメッセージを読んで、これまで掲載された最後のメッセージの中で一番感動しました。異国の世界で得た経験だからこそ、後から思い返すと一瞬の輝きを放つ青春の1ページのような感覚があるのかもしれません。これを読むとあいのりの旅というものがどういうものかよく分かる気がします。
最後の国となったドミニカの晴れた空のように清々しいバンビの充実感とドミニカの海のようにキラキラと煌く旅の思い出がありありと伝わってきました。

バンビからのメール

過去出演していた魚屋の浅ちゃんは、現在あいのりをキッカケに、ずっと夢だった観光ガイドの仕事をなんとカナダのBanffでしているようです。あの頼りなかった浅ちゃんが、着実に夢に向かって進み、今ではしっかり語学も身につけ海外で職を見つけて暮らしていると思うと感慨深いものがあり、時の流れを感じます。
あいのりのホームページ内にある「あいのり卒業生」のコーナーの「浅ちゃんのカナダからの手紙」では、現在、冬季休暇中に敢行した浅ちゃんの”カナダ横断の旅”の模様が綴られています。一瞬ゴーストライターがいるのではと疑ったくらい情緒的で小説風の素晴らしい旅行記。毎週楽しみに読んでいます。

「浅ちゃんのカナダからの手紙」

更に、かつて「あいのり卒業生」のコーナーにイギリスから記事を投稿していたトータルペインターのミヤケンこと宮崎健介さんのアーティスト活動がここにきて面白いことになってます!!

ミヤザキングダム -blog-

来週、「あいのりの舞台裏」が放送されるようですね。かなり興味があります。

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『月イチゴロー』
2007-05-03 Thu 19:13
僕の趣味の一つとして、最新映画情報をラジオ、テレビで収集するというのがあります。収集と言っても、ただ見聞きしてるだけですが。(^^;)

別に、映画館に観に行く映画を選ぶ参考にするわけではなく、どんなシナリオが新たに生み出されて、どんな役者さんが演じて、撮影時どんな苦労があって、どんな想いをその作品に注ぎ込んだか、それを見た人の感想はどうなのか、そんな内容を含む映画情報番組・コーナーは、僕の中で十分エンターテイメントとして完結しています。

映画には、音楽、映像、シナリオとすべての創造的要素が入っていて、何もない状態からそれを創り上げる作業を垣間見るのが好きなのかも知れません。
特に、ストーリーを紡ぎだす人、例えば三谷幸喜監督とか井筒和幸監督、岩井俊二監督の話は興味深く、いつまででも聞いていたいと思ってしまいます。
三谷監督が、同時多発的に話が展開する「有頂天ホテル」に於いて、ホテルの大きな図面を作って、その上で登場人物のコマを動かしながらシナリオを描いたという裏話を聞いた時は、テンションが上がりました。

そんな中、映画情報番組として、密かに大好きなのが、テレ朝・「SmaSTATION!!」内の『月イチゴロー(ツキイチゴロー)』。

毎月、最後の週に放送されるいちコーナーなのですが、香取慎吾さんが、5つの最新映画作品を選んで、稲垣吾郎さんがいろいろ批評しながらそれぞれに順位を付けていくというものです。

かつては、番組の後半に放送されていたのですが、いつの間にか、番組の冒頭に昇格。これは、このコーナーが好評だという証拠!?

多少稲垣さんの趣味嗜好が反映されている気もしますが、そこら辺のテレビに出ている映画批評家より、ズバズバと本音を語り、ばっさりその映画を切ってくれるのが気持ちいい。そして、映画の本質を突いたような説得力のあるコメントに、信頼感を持って聴いてしまいます。稲垣さんの言葉を参考に映画を観に行くという人も多いんじゃないかと想像しています。

これだけ影響力のある立場のタレントさんが、こんな辛口な批評をして、各方面に角が立たないのか時々心配になる程ですが、逆に映画制作会社など映画界に変な利害関係がないから(もちろん映画には出演されていますが)、媚びる必要もなく、自由に出来ることなのかもしれません。
そして、稲垣さんが独自の世界観で映画について熱く語っているのを香取さんが冷やかしながらツッコむという構図が、その辛口批評を和らげている気がします。

時にはお酒を飲みながら、時には海外ロケで、そして聴き手には落ち着いた大下アナと、コーナー全体の雰囲気も映画をゆっくり楽しんだ後の楽しい語らいのような演出がなされていて好きです。

これからも、今までのテイストを保ったまま、このコーナーを色んなことに負けず頑張って続けていって欲しいと思う今日この頃です。

TBSラジオ・ストリーム『「パッチギ LOVE&PEACE」の井筒和幸監督登場!』
TBSラジオ・ストリーム〜特別対談『パッチギ LOVE&PEACE』の井筒和幸監督へのインタビュー2回目〜

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