夜明ケ前。外ハマダ暗イ。思イハ未来ヘト焦ル。思イ出ハ過去ヲ膨ラマス。ダケド。ココニハ今シカナイ。今シカナイ。
『薔薇のない花屋』の初回と少し『鹿男あをによし』
2008-01-15 Tue 19:31
「薔薇のない部屋」、、じゃなくて「薔薇のない花屋」の初回を見終わって、このドラマには何処か懐かしさを覚えました。

一昔前のドラマの中にあったテイスト、、と感じるのは、野島伸司さんにかなりのキャリアがあり”ひとつ屋根の下”など観たりして、その頃の作品から変わらぬ野島ワールドが展開されていたから。(これまで野島さんの書かれた脚本と意識して見たことは無かったのでイメージの域を出ませんが。)今回思ったのは、全体的に抑えた感じの演出と雰囲気なのに暗くならずに、どこか希望の光が上から射しているような温かさがある、ということでした。
もう一つ懐かしさを感じた理由として、最近のドラマのトレンドがまず原作ありきで手堅く視聴率を確保しようとする動きの中、「薔薇のない花屋」は、ドラマのために書き下ろされた作品という印象が良い意味で強く伝わってきたことがあるのかもしれません。ああ、、以前のドラマはこんな感じだったと逆に新鮮な気持ちにさせられました。
例えば、1話の中で何度も意表を突く大胆な展開があったり、謎を提起したり、なんとか視聴者をテレビの前から離さないように、そして来週に繋げるように意図した痕跡が見られるというのは、いかようにも話を自由に動かせる"書き下ろし"ならではの事だと思います。この先どうなるか全く読めないというのは、"ミステリアスな深み"と"ワクワク感"をもたらしてくれますよね。

いつだったか香取さんの主演されたドラマを初めて見て、内容が原因だったのかPOPでカラフルな"香取慎吾"という彼自身のキャラクターが強すぎ、役の表面にもその色が滲み出ていて、それ以上内面に入っていけないという印象を勝手に持って以来、「新選組!」以外香取さんのドラマを避けてきたのが正直な所で、今回は、第1回目だからということで取り合えず"ながら視聴"をしていました。しかし、若い頃の香取さんの演技で止まっている記憶(時代劇を除く)は払拭され、全くあの頃の違和感はなくドラマの中に入り込む事ができました。
竹内結子さんが演じる白戸美桜が、「あなたは・・寂しそうな目をしているのね、きっと。」と問い掛けた汐見英治(香取慎吾)の目には確かに寂しさがありました。
香取さんの気の優しい感じが、野島さんの作風には良く合うのかも。
(偉そうにすみません。m(__)m)

なぜ雫が黄色い頭巾を被っていたのか?、チロルって何だったのか?、いつの間に工藤(松田翔太)は、汐見英治と家に上がる仲になったのか?とか、えっ白戸は本当は目が見えるの?とか、きちんと観ていなくいっぱい見逃してしまったので、来週からはテレビの前でしっかり集中して楽しみたいと思います。



P.S 現実と史実に裏打ちされた空想が絶妙に交錯する最高のエンターテイナー・万城目学さんの著書『鹿男あをによし』がついにドラマ化されるということで、今から待ち遠しくて仕方ありません。しかもキャスティングされた役者陣も好きな人達ばかり。自然と期待も高まります。

本の帯にあった言葉。
「壮大な構想、綿密な構成、躍動するディテール、ちりばめられたユーモア・・・・・。」

悠久の時の流れや積み重ねが醸し出す奥行きある世界観を如何にして映像化して見せてくれるのか、そして奈良というロケーションの魅力を如何に生かしてくれるのか、に注目してます!!

フジテレビ・『鹿男あをによし』公式サイト
過去記事・【『鹿男あをによし』と『鴨川ホルモー』と直木賞】 (このブログ内)

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ラジオ的テレビ番組
2007-10-30 Tue 20:15
ラジオが好きな僕にとって、ラジオのスタイルを採った構成や内容をテレビで放送する番組には目がありません。

過去にあったもので記憶しているのは、『松任谷由実のオ−ルナイトニッポンTV』(2005年12月25日・2006年12月26日、フジテレビ)と『さだまさし生放送シリーズ』(現在も放送中、NHK)。

何がいいって基本的に一人のパーソナリティを中心に番組が進行され、じっくりおしゃべりを聴けること。現在のバラエティで基本的に視聴者と一対一で出演者が観ている人に向かって話しかける番組は少ないのではないかと思います。ガチャガチャしていなく力を抜いて心穏やかに観ることが出来ます。

松任谷さんの番組は年末クリスマス近くに放送されていましたし、さだまさしさんの方は、2006年1月1日、0:25〜2:25に第1回が放送されたということもあって、こういう番組に対して特別な時間、非日常の時間をみんなで共有しているという感覚が刷り込まれてしまっています。(^^)番組スタイルも視聴者とパーソナリティが繋がっているというラジオの要素が大きく作用し、同じ時間を共有しているという感覚を強めているのではないでしょうか。「今」そして「その時代」を感じ取れる番組。

唐突ですが、僕はクリスマスや年末の雰囲気が大好きです。街は人で賑わい、年の瀬の慌しさが溢れている。しかし、その直ぐ傍には冬のピンと張り詰めた空気の中、神聖で厳かな時間が根底に流れている。喧騒と静寂の共存。ワクワク感と少しの切なさや寂しさ。そんな時、人は時間を他の人と共有したくなるのかもしれません。
各地のクリスマスのイルミネーションや日本の紅白歌合戦、ニューヨークでのタイムズスクエアのカウントダウン。
それとは少し違った形でのラジオ的テレビ番組。

今回の「さだまさし生放送シリーズ」は、10月28日、0:05から「名古屋から生放送! 秋の夜長もさだまさし」と題して放送されました。
季節の節目ごとに放送されるこのシリーズ、今年はこれで5回目となり、更に年内最後。次回はもう来年の元旦ということです。

基本的に視聴者からの葉書を紹介しながら、さださんが今の世相や思い出について語ったり、最後一曲歌を披露したり、なんともゆったりと自由な雰囲気で番組は進行していきます。今回は、鶴瓶さんから突然電話がかかってくるハプニングがあったり。

さすが長年ラジオをやっておられるさださんだけあって、送られてくる葉書はどれも秀逸なものばかり。その時々の季節を織り込んだものだったり、ラジオのネタ葉書のような笑いを誘うものだったり、さださんへの近況報告だったり。
そこにさださんのユーモアや気の利いたコメントが挿まれる。

徹底的に予算を抑え手作り感満載ということもあり、今のバラエティ番組が失いつつある風情や情緒、心温まるゆるりとした時間の流れがそこにはある気がします。

こんな番組がもっとあればいいなぁと思うのですが(これは僕の個人的な好みの問題かもしれませんね。^^;)、テンポの速い今のテレビ業界を支配する視聴率第一主義の大波の中では中々難しいのが現状なのかなと考えたりする今日この頃です。

CMの無いNHKは、どちらかと言うと自分達の思う理想の番組を作りやすい環境にあり、益々果たす役割は大きくなってきている気がします。爆笑問題をMCに起用した「爆笑問題のニッポンの教養」や長期ロケで今の中国と旅に付き物の様々な”出会い”、そこに暮らす人々の温かさを体感できる「関口知宏の中国鉄道大紀行」や話題の歌手のコンサートの模様を放送する番組等など、僭越ながら最近NHKに好感を持っています。
これからも「さだまさし生放送シリーズ」に代表される民放で出来ないような実験的要素と流行や視聴率に左右されない堅実さを含んだ番組作りで挑戦していって欲しいです。

『さだまさし生放送シリーズ』・公式サイト

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『きらきらアフロ』は、尚も美しい希望有る光を放つ
2007-08-30 Thu 19:58
テレビ東京で放送されている鶴瓶さんと松嶋尚美さんによるトーク番組「きらきらアフロ」で話された松嶋さんらしいエピソード。




kirakira839近藤芳正さん率いる「劇団ダンダンブエノ」の四周年記念公演・『礎』(2005)
【出演:松嶋尚美(オセロ)・酒井敏也・山西惇・近藤芳正】

で2年前ゲストとして初舞台を踏んだ松嶋さん。
(NHK-BS2で放送されたのですが、ネタを覚えることが出来ないから漫才はやらないと仰っていたように記憶していたので、演劇に挑戦される松嶋さんをドキドキしながら拝見しましたが、そこは流石タレントの持ち主、きっちり"女優"さんとして経験豊富な俳優さんたちと渡り合っておられました。)

その繋がりで松嶋さんは、

今年7月に行われた「劇団ダンダンブエノ」・双六公演・『砂利』
【作:本谷有希子、出演:坂東三津五郎・田中美里・片桐はいり・酒井敏也・山西惇・近藤芳正】
(本谷さんが、坂東さんをはじめとする錚々たる俳優陣に宛書出来ることに最大限の喜びを感じながら作ったという初の外部書下ろし作品。)

に大親友の"スタイリストのゆかりちゃん"と足を運んだという。

客席に着き、松嶋さんがゆかりちゃんと話していると、後ろから

「声を聞いて松嶋さんだと思って・・・。」

と声を掛けられた。

声を掛けてきたのは、ショートカットでスタイルの良さそうな女性だった。

そこで松嶋さんがまず考えたのが、この子は"ワンギャル"【オセロが東京に出てきて初めて持ったレギュラー番組「ワンダフル」に出演していた女性グループ】の内の誰かだろう、ということ。

女性:「お久しぶりです!!(^^)」

松嶋さん:「久しぶりですぅ〜。」(心の声:見たことあるけど何代目のワンギャルやろぉ?汗)

松嶋さんの目が泳いでいたのを察知したのか、その女性が、

「分かります〜?」

と痛い所を突いてきた。

松嶋さん:「もうぉ〜、分かってますよ〜。」(心の声:何代目ワンギャル?何代目ワンギャル?)

松嶋さんはキッパリ言い切って相手の女性が誰だか分からない事をごまかしているつもりなのに、どうやらそれがバレバレだったようで、

その女性の方から、






「あのぅ・・、宇多田です。」

と告げられた。

なんと後ろの席にいたのは、"宇多田ヒカル"だった。

松嶋さん曰く、"えっ!!こんなにスタイル良かったっけ〜!?みたいな・・、もう分からんことになって、顔もかぁいらしい顔してたから勝手にグラビアアイドル〜〜!!と思ってもうて〜。"

舞台を観終わって松嶋さんは、ゆかりちゃんと「舞台良かったなぁ。おもろかったなぁ〜。」と話しながら帰った。その後、2人でご飯を食べている時、

松嶋さんが、「でも、宇多田さん、分からへんかったなぁ。」と呟くと、

劇場にて隣で宇多田さんと松嶋さんがやり取りしているのを見てたはずのゆかりちゃんが一言、




「どこに出てたの?」(・_・)

(スタジオでその話を聞いた鶴瓶さん:「(松嶋の)友達みんなアホや。(笑)」)

松嶋さん:「違うやん。"お久しぶりです"ってゆってくれた子が、宇多田さんやったや〜ん!!」


ゆかりちゃん:「えっ!!ワンギャルかと思った・・・。」

こんな所で偶然の一致が炸裂。松嶋さんとゆかりちゃんのボケっぷりは共に高レベルだった。(^^)




今や国民的歌姫となった"宇多田ヒカル"に全く気付かなかった松嶋さんの天然度合いも凄いけど、顔も可愛くてスタイルも良くて松嶋さんにグラビアアイドルだと信じて疑わせないくらい宇多田さんがここの所どんどん奇麗になっていっているということかもしれません。

松嶋さんは、関根さんの娘・関根麻里さんも、番組で初めて会った時"テレビで見たことあるけど・・・"と思いつつグラビアアイドルだと決め付けていたらしいです。
松嶋さんは、奇麗でスタイルのいい芸能人をすべてグラビアアイドルだと思い込む傾向にあるようです。

思い込みの天才。常に主観の人。それだけ松嶋さんは、純粋なのだと思います。そこが松嶋さんの最大の魅力であり可愛らしさ。

大好きな3人(松嶋尚美・宇多田ヒカル・本谷有希子)が絡んだ一つのエピソードを思わぬところで聞くことが出来て嬉しかったので記事にしてみました。
そして、劇作家・本谷さん作の舞台をあの松嶋さんと宇多田さんが観ていたというのが個人的に興味深く、お二人は本谷さんの作品に対してどんな感想を持ったのか気になったのでした。
それにしても宇多田さんは、どういう繋がりで観劇したのだろう。本谷さんのファンだったりして。

P.S 文字を大きくしたり色を変えたり、行間を空けたり、どんな風にしたら面白くなるのか全く分かりません。何気なく見てましたがブログ・「うちの3姉妹」は改めて凄いと思いました。

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『パパとムスメの7日間』を見終えて
2007-08-22 Wed 19:03
Image2007-08-22_1607月クールのドラマは、珍しくそのほとんどで早々にリタイアするという選択を取ったたために、夜の時間がゆったりと流れております。
見ているドラマと言えば「ホタルノヒカリ」と「パパとムスメの7日間」のたった2つ。

その中で毎週心待ちにして見ていたのが、「パパとムスメの7日間」。

”人と人が入れ替わる”という比較的ありがちな設定で、これまでやり尽くされた感があり(実際はどうか分かりません^^;)、一つ間違えば安っぽいSFになって、見ている側は冷めてしまうのではないかと思っていたのですが、これが見事にドラマに入り込んでしまいました。

まずなんと言っても、僕個人としてはキャスティングが完璧でした。他の誰にも変更不可で、主演の舘ひろしさんと新垣結衣さんの魅力と演技力、存在感でこのドラマは成功したといっても過言ではないと感じます。(八嶋智人さん、田口浩正さん、佐田真由美さん、麻生祐未さんなど脇を固める皆さんも、このドラマの雰囲気にピッタリ合っていたのでは。特に担任役の田口浩正さんは、いい味出してたなぁ・・・。)恭一郎と小梅の二人が入れ替わった当初は、さすがに違和感がありましたが、もう最後の方は二人が入れ替わっているんだと無理して頭の中で整理しなくても、例えば舘さんの人形を新垣さんが着て演技をしているのではないかと自然に思うほどリアリティがありました。

"リアリティ"といっても完璧に舘さんが、女子高生の身振りをマスターしていると言うわけでもなく、新垣さんが完璧に中年男性の振る舞いをこなしている訳ではありませんでした。
舘さんは、インタビューで役作り時の注意点について、

「僕が恐れていたのは、彼女があまりにも'おじさん'ぽくなりすぎて、『新垣結衣』という女優さんが持っている魅力を半減させてしまうこと。ニュアンスとか、言葉のアクセントなどは'おじさん'でOKなんですが、声のトーンだけは、やっぱり彼女の素の声で喋ったほうがいいと思ったんです。'おじさんになった彼女'を見た人が、「かわいい」って感じるような程度に留めておきたいな、と。このドラマでは、彼女の魅力を100%引き出すことが、僕の役目だと思っています。」

と答えられているように本当におじさんそのもの、女子高生そのものになってしまったら逆に違和感があったかもしれません。程よい"なりきり"具合が、コメディテイストのこのドラマの中で絶妙なリアリティを与えていたのではないでしょうか。
微妙にそれぞれの特徴が誇張されたり、アレンジされることによってツッコミ所や笑いが生まれる。入れ替わったというシチュエーションにおける二人のやり取りや振る舞いだけですでに笑えたというのは、このドラマの色を決定付ける点で大きかったと思います。これはお二人の努力の賜物だったのでは。ダンディーという言葉がピッタリの舘さんが演じるからこそ出てくる大きなギャップが無かったら、恭一郎の姿をした小梅を到底受け入れることは出来なかったでしょう。(^^)

更にドラマ全体を包んでいる温かい雰囲気が伝わってきたというのが毎週見たくなる要因でした。父親と娘が分かりあうというテーマの中で親子二人は、反発し合いながらも緊急事態に協力体制をとったり、心の中では相手を思いやる心が見え隠れしたりする点も微笑ましかったです。そして、二人が入れ替わっているので例えば恭一郎になっている小梅は父親の会社の同僚と仲間意識が生まれ、学校の友達とは外見が恭一郎でありながら要所要所で色々首をつっこんで繋がってゆくというように、これまで交わることのなかった二人の人間関係が交錯していき、二人を中心に登場人物全体が温かく一つになっていくのが楽しかったです。

ストーリー的に言えば、小梅が女子高生の感性を持って化粧品会社の中に入り、直ぐにこれまでにないアイディアをバンバン出して劇的に新しい商品を生み出すのかと予想していたら、実際には、会社の既存の保守体勢に疑問を持ち、地道にその疑問を小梅なりにプロジェクトチームに投げかけてゆくといった現実的な流れがあったり、最後、小梅と恭一郎が桃を食べて元に戻った後、二人の関係は以前とそんなに変わることなく、相変わらず素直になれない部分もあるというのが嘘っぽくなくて、でも小さいけれど一番大切な絆が芽生えたという終わり方があったり。
桃を食べて入れ替わってしまうという非現実的な要素が一つあるのだけれど、それ以外は実に誠実に話が組み立てられていて、入れ替わりという大きな変化によって生じた日常レベルのささやかな出来事や変化が丁寧に描かれていたので、見ていても置いてけぼりにされることなく小梅たちの世界を身近に感じ、ほんわかとした空気を感じ取れたのだと思います。

"ほんわか"と言えば、麻生祐未さん(小梅の母)が「セット内での撮影が多かった私ですが、すごく居心地のいいセットだったので、本当に住んでしまいたいと思うぐらいでした。」と語っておられるように川原一家の住んでいる家が、暖色系で統一され木の温もりがふんだんに生かされた作りになっていて居心地のよさそうな家庭を象徴しているようでした。あんな家に住んでみたいとずっと感じていました。

視聴率的には平均が13.87%と大ヒットとはいかなかったもののまずまず。ドラマのクオリティからすればもっと伸びても良かったのではと思っています。第5話の16.7%が最高値でこの位の数字をコンスタントに取れる実力はあったのでは。
最終回の日は、裏で欽ちゃんがゴールしたのが9時過ぎ。その時、TBSでは「バレーボール女子・ワールドグランプリ'07」が20分延長し、「パパとムスメの7日間」と欽ちゃんのゴールが重なることを運良く免れました。しかし、「行列のできる法律相談所」は35.3%と注目を集め、その中での「パパとムスメの7日間」の14.5%は大健闘だったのではないでしょうか。

ここまで書いて来て”新垣結衣が出ているのが自分の中のドラマの評価に影響を与えているんじゃないの?”と言われたら強くは否定できません。^^;
初めて新垣さんを見たのはポッキーのCMだったと思うのですが、歌手やダンサー以外の女性がどんな簡単な振りでもリズムに合わせて踊っている姿は、惹かれるものがあるんですよね。
あのCMは、本当に良く出来ていたと思います。

ダラダラと駄文をすみません。m(__)m

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ニューヨークの朝焼けは奇麗だったけど・・・
2007-06-16 Sat 19:39
昨日から始まったNHKの「ニューヨークまるごと72時間」という興味を惹かれる特集。

特に生中継の部分は、どっぷりリアルタイムのニューヨークの街の雰囲気に浸って楽しめると思っていたら、

何故か見ているとイライラ。

目覚めようとしているニューヨークのビル群を包む朝焼けの中継も、その神秘的な雰囲気がグダグダな進行で台無しになっていたような気が。

僕は青井実アナと波長が合わないようです・・・。

もし冗談が通じ、視聴者を楽しませるコツを心得ている安住紳一郎アナだったらどんな感じにその場を捌いていたのだろうと想像しました。

入局3年目の青井アナと安住アナを比べるのは酷かもしれませんが、アナウンサーは、つまるところ人柄だと思っています。

青井アナ、頑張ってください。

エラそうなこと言ってすみません。(^^;)

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『帰ってきた時効警察』
2007-06-05 Tue 17:34
jikouDVDにテレビ番組を保存しても滅多に見返すことはないとは分かっていても、「帰ってきた時効警察」はついついDVDに保存してしまいます。それくらい毎回、作り手の遊び心が詰まっていて、何度でも楽しめ、その都度新たな発見のある作品なのかなぁと思います。そして、これだけ(いい意味で)ふざければコントっぽくなりがちですが、あくまでドラマの体裁を崩していないところに好感が持てます。

僕は、「アットホーム・ダッド」や「結婚できない男」といった大笑いではないけどクスクス笑えるコメディーが大好きで、「時効警察」もどこかそれと似た要素があり、直ぐに気に入りました。

それは的確に説明できませんが、登場人物のキャラクター設定やドラマの舞台設定など妙によって、箱庭のようにこぢんまりとした中にコメディーのエッセンスが凝縮され、それが箱にピッタリと整って収まっている感じ(例えば「有頂天ホテル」のような雰囲気)。その設定を思い浮かべるだけで、すでに滑稽で面白く顔がほころんでしまうものは、その上で動かされるストーリーも自然と広がりを持ち、上手く転がり魅力的になりますよね。あとは演じる俳優さん次第でそれが何倍にも膨らみます。

こういうコメディードラマは、その創り上げられた世界に浸かっているだけで気持ちよく、少々の嫌なことがあった日でも力を抜いて心の底から楽しめ、スカッと爽快な気分になれます。

あともう一つ時効警察を見逃せない理由として、映画中心で滅多にテレビドラマに出演しない麻生久美子さんが好演しているということ。たまたま前から好きだった女優さんが、この時効警察に出てるのは自分にとってはちょっとした事件。しかも麻生さんが演じる"三日月しずか"というキャラクターが兎に角可愛い。本人が気が付かないうちに霧山君にいいように使われていたり、周りの人のボケに対してまともにツッコんでいるのに一人浮いてしまい、逆にみんなからツッコみ返されたり、三日月君にしか分からない独自の世界があって、その価値基準のに沿って彼女なりに一生懸命目的を達成しようとするんだけどいつも空回りしたり・・・微笑ましくてついつい笑ってしまいます。
公式ホームページの中の「総武署勤務日記」でも密かに霧山君に想いを寄せる三日月君の妄想が炸裂していて面白い。

先日の記事に登場したテレビ朝日・映画センタープロデューサー・八木征志氏に是非お願いしたいのが、「時効警察」の映画化。映画の中で霧山君と三日月君の恋が進展するところやその結末を描いて欲しいです。また、本筋である事件解決に向けた展開以外の遊びの部分、例えば時効管理課内でのボケが飛び交うシーンなどをもっと見たいのですが、通常放送では時間の関係上難しいので、映画ではそこにもっと広げて欲しいなぁ、、とか勝手に考えています。

「時効警察」と同じ"金曜ナイトドラマ"であった「トリック(TRICK)」は、第1シリーズが2000年7月クール(平均視聴率7.9%)、第2シリーズが2002年1月クール(平均視聴率10.6%)にて放送され、2002年11月に「TRICK 劇場版」が公開されました。

「時効警察」は第1シリーズが、2006年1月クール(平均視聴率10.1%)、第2シリーズである「帰ってきた時効警察」が2007年4月クール(平均視聴率11.8%【第8話終了時点】)にて放送されています。

「トリック」は、2週放送して1つの話が完結するスタイルを採っていたので映画化しやすかったということがあるかも知れませんが、時効警察・第2シリーズが終わった段階で「時効警察」映画化の話が出て来てもおかしくないと言っても過言ではないのだ!

「帰ってきた時効警察」最終回が目前に迫って、どんな終わり方をするのか楽しみです。(^^)こちらでは一週遅れの放送ですが。。

「帰ってきた時効警察」公式ページ

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『水曜どうでしょうClassic』の旅
2007-06-01 Fri 17:55
僕の住んでいる地域では、北海道テレビ放送(HTB)製作の『水曜どうでしょうClassic』が放送されています。

「水曜どうでしょう」は、出演している大泉洋さんがまだ大学生だった1996年から放送が開始し、2002年にレギュラー放送が終了した番組。『水曜どうでしょうClassic』はその再放送版。

かなり前から放送されていたのですが、いつからか虜になり、見ていくほど味の出る番組だと感じるようになりました。

現在は、1999年2月に敢行された企画「アメリカ大陸横断」シリーズが放送されています。

もうこれが、何と言ったらいいか見ているとワクワクしてしょうがないんです。(^^)
あの夢と自由を標榜するアメリカ大陸をレンタカーでサンフランシスコを起点に東へ向かって横断し、最後ホワイトハウスでアメリカ大統領にもの申すという企画。(アメリカ大統領にもの申すのは冗談ですが。)出演陣・鈴井貴之、大泉洋とディレクター陣・2人で約5000キロを7日間で走破するという無謀かつ過酷な旅。

地方のテレビ局製作ということで、企画自体が実に緩くて自由度が高い。過剰な演出などは、制作費の関係上一切削ぎ落とされ、純粋に大陸をほとんど行き当たりばったりで突き進むドキュメンタリーのような作りになっている。宿も決まっていなく、最低限の観光スポットを抑えつつ一日約700キロ走行をノルマとした一発本番の旅。

大泉さんが、ラスベガスでスタッフのお金を使い込んだり、一日の走行距離のノルマが達成できず予定が狂い仲間割れが勃発したり、大泉さん以外みんな体調を崩したり、ハプニング満載の珍道中。そもそもこの旅の始まりも、大泉さんは大陸横断なんていう壮大な計画を全く知らない状態でアメリカまで連れてこられ、気がついたらアメリカの大地で車のハンドルを握っているといういい意味でのいい加減さと無茶さ加減。問答無用である状態に置かれれば、あとは、開き直りの精神で、失敗を恐れずハジケることが出来る、まさにそんな心境かも。
学生の頃、深夜まで友達と遊んで、誰かが海でも見に行こうかと言い出し、その場の勢いに任せて遠くの海まで白みつつある夜空の下、車を走らせる。その時感じたような自由と無限の可能性がそこにはある。この番組全体を通して感じる青春の匂い。

大泉洋さん・鈴井貴之さんの出演者とスタッフのお二人、みんな本音でぶつかり合い、言い争いなんて日常茶飯事。そして、自由でいい具合に力が抜けている。滅多にないこの大冒険のチャンスを逃すまいと遊び心いっぱいで置かれた状況を楽しんでいるのが伝わってくる。見ている側もそれにつられて自然とこの旅に入り込んでしまう。

この番組に対して、何がこんなに僕の心を躍らせるのか考えると、どんな旅でも、未知の土地でそこに何があるか、どんな出会いが待っているのか想像も出来ないものほどワクワクするのと同じように、やはり何が起こるか分からない、結末が全く想像できない、どんなとんでもない事が待っているのかという伸びしろのある期待感がたまらないのかもしれません。

最近のゴールデンタイムでやっているバライティーは、僕個人の印象として、予め決められた演出により作られた感じが垣間見えてしまったり、予定調和で先が見えるというか、もし最後まで見たとしても大体この位の満足度で、この位の面白さだろうなぁと一定の予想が出来てしまったりする番組が多いのかなぁと感じます。それならば別に見なくてもいいやという判断のもと、ゴールデンタイムのバライティーをあんまり見なくなりました。(お笑いを分かっていないお前が言うなって感じですが^^;)

「水曜どうでしょう」は、何が飛び出すか分からない意外性といったバライティー本来の重要な要素や、その決定的瞬間を見逃したくないと思わせてくれる何かを持っているのではないでしょうか。お金をかけなくても、出演者がたった二人でも(しかもかつては全国的には有名でなかった)、ここまで面白いコンテンツが出来るというのを証明してくれている気がします。無駄なものを排除し、限られた枠の中でシンプルに面白さを追及し、枠に収まらないハチャメチャさを醸し出すその姿勢が好きです。

『水曜どうでしょう』公式ページ

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